花の生け方花瓶は余った食器で草花を楽しむ作品5点のご紹介

お花

自分のお部屋にさりげなくお花を飾りたいと思ったことはありませんか?

花の生け方にはコツがあったり、花の特性をよく理解して長持ちさせる方法はありますが、最初はあまり難しく考えることなく花瓶に生けて自由に楽しむことも大切です。

そこで今回は、使わなくなった食器を花瓶代わりにして、野生の草花を利用した花の生け方をご紹介します。

庭や道ばたにある草花を使って、気軽に生け花を楽しんでみませんか?

花の生け方と花瓶「ヒメオドリコソウとスズメノカタビラ」

使用したもの

「手作り陶器」

「剣山」

「ハサミ」

生ける前に新聞紙などを敷いて準備すると後片付けが楽です。

陶器の大きさは直径20㎝弱で高さは4㎝です。

先ずは、雑草と呼ばれる草花と木の枝で作品を作りました。

はじめに木の枝を放射するように低く生けます。

木の枝を生けるコツは、剣山に対して枝を垂直にさし、その後ゆっくりとよい角度まで枝を倒していくことです。

枝を何度も差し替えると、根元が弱ってすぐに倒れてしまいますので注意しましょう。

次に、すすきの穂を思わせるような白っぽい雑草「スズメノカタビラ」を生けます。

「スズメノカタビラ」は田んぼの近くにたくさん生息しています。

薄緑色の穂が周りの葉を引き立てて名わき役ぶりを発揮してくれます。

そして、主役の「ヒメオドリコソウ」を長さをそろえずにカットしてから剣山の中心辺りにに生けます。

「ヒメオドリコソウ」の薄紫色の小さな花が可憐でかわいいです。

タンポポに似た黄色い花をつけた雑草がありましたので、根元に生けてみました。

仕上げは空いている隙間に残りの雑草を生けていきます。

黄色い花をワンポイントにして全体的にまとまりのある作品ができたと思います。

花の生け方と花瓶「乙女椿とヒメオドリコソウ」

使用したもの

「手作り陶器」

「剣山」

「ハサミ」

お皿にひとつずつ剣山を入れます。

剣山は生け花専門の道具のサイトや百均で購入できます。

草花は、庭に咲いていた「乙女椿」と「ヒメオドリコソウ」を使います。

茶色のお皿には「乙女椿」を中心に生けて周りに枝葉を生けてみます。

後ろ側の枝が少し長いような気がしますが・・

調整は後からでも可能です。

「乙女椿」の下に「ヒメオドリコソウ」を生けました。

主役の「乙女椿」の根元に「ヒメオドリコソウ」や葉っぱでさりげなく剣山を隠します。

剣山を見えなくすることで、お皿と草花との一体感を表現しました。

次に白いお皿を使って、2輪の「乙女椿」を生けてみました。

枝の長さのバランスも良さそう。自画自賛です。

花の生け方と花瓶「ムスカリとキュウリグサ」

使用したもの

「小皿」

「ミニ剣山」

「ハサミ」

花壇にいつのまにか生えていたムスカリとその傍に名前が分からない雑草が咲いていたので、これを小さな食器に生けてみたいと思います。

雑草?っていうのは申し訳ないほど綺麗な花を咲かせてくれています。

指の大きさと比べてみるととにかく小っちゃい。

雑草の名前は「キュウリグサ」でした。

「ムスカリ」はそれぞれの長さに差をつけて切り、いろいろな方向を向かせて剣山にさします。

長さを同じにしないのは、奥行きを出して全体的なまとまり感を出すためです。

しかし、各々の感じ方は自由ですのでどのような長さに切ってもよいと思います。

茎が細すぎる「キュウリグサ」は剣山は使わずに小皿にもたれかけさせました。

空間を埋めるために、緑の枝葉も添えてみました。

手のひらでも余るくらいの小ささですが出来上がりました。

いかがでしょうか?

デスクの片隅などに置くと、とってもかわいいですよ。

花の生け方と花瓶「オランダミミナグサ」

使用したもの

「小皿」

「ミニ剣山」

「ハサミ」

次に「オランダミミナグサ」と木の枝を小皿に生けてみます。

「オランダミミナグサ」はヨーロッパ生まれ。

日本では田んぼの近くにたくさん生息しています。

葉っぱも茎も肉厚で柔らかいけれどシャキッとしています。

最初に主役にする1本を中央に、やや傾きをつけて生けます。

主役にした理由は、かわいい白いつぼみが付いているからです。

あとは、空いている空間に、葉が重ならないように埋めていきます。

あっという間に完成します。

小さいつぼみ、どんな花が咲くのでしょうか?

雑草も使ってみると、緑の小さなオブジェになります。

花の生け方と花瓶「乙女椿の花びら」

使用したもの

「プラスチック容器」

今度は咲き終えた「乙女椿」の花びらを集めて、水を張ったプラスチック容器に入れてみました。

お花を最後まで楽しむ方法として、花びらが多い花の花びらを水面に浮かして飾るのもよいと思います。

日の当たる場所に置いてみると容器の加減でキラキラと輝いて綺麗です。

しかし、一時間くらい経つと・・・

花びらは見る見るうちに変色してしまいました。

思っていた以上に花びらの酸化は早いです。

そこで

変色した花びらを全部捨ててもう一度新しい花びらをレモン汁を垂らした水に入れてみました。

結果、レモン汁に付け込んで入れてみても酸化する時間は同じでした。

ばらばらにした花びらを楽しめる時間はほんのわずかですので、写真に撮って楽しむことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?

花の生け方花瓶は余った食器で草花を楽しむ作品5点

「ヒメオドリコソウとスズメノカタビラ」「乙女椿とヒメオドリコソウ」「ムスカリとキュウリグサ」「オランダミミナグサ」「乙女椿の花びら」

をご紹介いたしました。

花の生け方は自由に、花瓶は家にある使わなくなった食器などを使ってみましょう。

雑草の名前を調べながら生けると一層楽しめますよ。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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